NYC 〜9・11の章〜

(2002/09/18) 執筆

前日までの穏やかな陽気とうってかわって
この日は何故かとても風が強い日でした。


「9-11」「September 11」というのはもはや単なる日付以上
の意味を持っている。セプテンバー・イレブンスではなく、
そのままナイン・イレブンと読まれることもしばしば。
セブン・イレブンではない。ナイン・イレブンです。


そういえば、今気付いたけど、アメリカの緊急電話は911番だ。
FOODチャンネルでは「奥様お料理119番」みたいなニュアンスの番組で
料理初心者奥様にコツを伝授するという「FOOD 911」という番組がある。
まあ、そんなことはどうでもよくて、テロは緊急電話番号に合わせたのでしょうか?
日本では11月9日 or 1月19日ということになりましょうか。
ちなみに筆者の誕生日はその2つを合わせたような11月19日です。


「ground zero」という言葉も辞書で調べてみると
もともとは「(核爆弾の)爆心地」という意味らしいけど
もはやWTC跡を指す固有名詞になっている感がある。


そのGround Zeroだが、南側からすぐ眼前に見学できるようになっている。
周辺の柵や壁にはメッセージの書かれた布や旗がたくさん見受けられる。
ただ、1周年の日は多くのビジターと厳戒態勢のせいで中の様子は見れず。
犠牲者の名前が順番に読み上げられているのが聞こえただけ。
なお、タイムズ・スクエアのスクリーンでも一日中名前が表示されていた。


この日は通常業務が推奨されていました。(変に祝日などにすると、
それこそテロリストの思う壺なので。立ち直りをアピールするため。)
朝も普通に通勤するニューヨーカーたちがたくさん見られた。
しかし、飛行機音(哨戒の戦闘機?)がすると、やはり皆ビクッとして
一斉に空を見上げる様子が印象的でした。


特に多くを語ることもないでしょう。
犠牲者の皆様の御冥福をお祈りいたします。


ひとつ気がかりなのは、テロ以前に猪木の作戦で「平成のテロリスト」という
キャラで新日マットで猛烈に売り出し中だった「村上一成」のことだ。
売り出し計画がまさか本物のテロで頓挫するとは思ってもなかっただろう。
たのみの兄貴分、小川直也は橋本と手を組みOH砲として順調に行きだしてるし。
早めに方向転換して、もう一花咲かせて欲しいところです。


END