そのBOBAなるものが何か、そして如何に楽しむかを書いてみたい。
（０）まず、「BOBA」という看板を見かけるのはアジアン・カフェである。
チャイナタウン、コリアタウン、ジャパニーズタウンだけでなく、
UCLA周辺にもたくさんある（「あるサテンのはなし」の巻）。
最近増えたのかどうかは渡米５ヶ月の俺にはわかりかねる。
とりあえず、人気上昇中なのは確かだ。
（１）店に入ったら、好きなフレーバーのお茶を注文しよう。
グリーンティーでも、中国ティーでも、タイ・ティーでもいい。
「BOBAはいるか？」と聞かれたら、迷わずイエスだ。
（２）金を払い、品を受け取ったら、まずは横から見てみよう。
カップの底にまるくて黒いタピオカみたいなんがゴロゴロと
ころがってるのが見えるだろう。これが「BOBA」なのである。
（３）次に、備え付けの極太ストローに目が釘付けになるだろう。
実はこのストロー、BOBA一粒がちょうど通る太さに設計されている。
これで、お茶とBOBAをいっしょに吸い込むわけである。
（４）強く吸い込みすぎると一気にBOBAがノドまで達してしまい
非常に危険である。
（５）決して力んではならない。あせらず、ゆっくりと。
もちもちした「ボバ」の食感を楽しみつつ、お茶をのもう。
（６）ティーばかり飲んでいると、最後にBOBAのかたまりが底に残ってしまう。
こうなると非常にBOBAを吸い込みづらくなる。
お茶とBOBAをまんべんなく吸い込むことがプロへの第一歩である。
このアジアン・ティー＋ボバ、通称「ボバ・ティー」、生まれは香港らしい。
「お茶」が健康にいいことを前面に押し出した宣伝のかいがあってか、
健康志向だけは世界一のカリフォルニアの人々の間で大流行である。
日本にも既にあるに違いない。「BOBA」の名前の由来は知らん。
END