LAの夏 日本の夏

(2002/08/31) 執筆

9月第一月曜は「Labor Day」といわれる国民の休日らしい。
よって、毎年この時期には週末と合わせた3連休が保証される。

5月最終月曜(2002年は5/27) : Memorial Day (戦没者追悼記念日)
9月第一月曜(2002年は9/02) : Labor Day (労働感謝の日)

この2つの祝日の間がだいたい「夏」というところであろうか。
Labor Day が終わると、ぼちぼち新学期の季節となる。
(それに向けた新入生セールなどはもう既に始まっている)
UCLAの場合、9/23から新学期=秋学期(Fall Quarter)が始まる。
卒業式が6/15、16であったから、約3ヶ月がまるまる夏休みということになる。
この期間を利用して長期旅行に出掛ける学生も少なくないらしい。
その間使わないアパートを又貸しすること(Sublet という)も盛んで、
6月頃には大量の広告を見たものだ。


さて、そんな「LAの夏」で気付いたこと・・・


   アメリカにはセミがいない


何か違和感を覚えていたのだ・・・。
何かが欠けている、何かが足りないと思っていたのだ。
気付いた時は「あ〜そうか!」とマンガのように電球が頭の上に出た(感じがした)。
そう、セミがいなかったのだ!!
あのBGMがあるとないでは、ここまで雰囲気が違うかと思うぐらい違う。
文章ではうまく説明できんが・・・。


それから気候の方は噂どおりカラッとしていて過ごしやすかった。
特に俺は悪名高き「京都の夏」を何度も経験してきたからなおさらだろう。
朝夕は寒いぐらいで長袖を羽織っていた。当然、クーラーは不要。
はっきり言って、ビールを飲みたくなったことは一回もなかった。
こんなことを言うと京都の連中にシバかれそうだが、
恐れずに言うと・・・もう少し湿度があってもよかった・・・


      LAの夏は「夏」ではない


総じて「夏」という感じがせんかった。結局、雨らしい雨も一回も降らんかったし。


      四季が全く感じられぬ


日本のみなさま、四季があるのを当然と思わずに、それを楽しんでください。

  夏が暑いから、秋が心地よいわけで・・・
  冬が寒いから、春が待ち遠しいわけで・・・
  やはり、ボクは日本人だと思われ・・・
  ま、そんなわけで・・・(「北の国から」の手紙風)


END