フリーウェイ

(2002/07/19) 執筆

この前、いきなり砂漠が見たくなったのです。
まあ、いつもながらのバカバカしい思いつきである。つまり・・・


  夏の砂漠がどれぐらい熱いか知りたい


「アイ アム 本格的なアホ」である。いつもながら俺の良識が「やめとけ」と叫んだが、
これまたいつもながら負けを喫した(俺の良識が勝ったのを過去見たことがない)。

ということでフリーウェイ10号線をひたすら東へ東へ向かう。
1時間ほどぶっ飛ばすと、ゴツゴツした岩と砂地が広がり始める(途中にカジノあり)。
さらに進むと「パーム・スプリング」という街に到着する。LAから距離にして200kmほど。
LAの金持ちが集まる避寒地らしい。「逆・軽井沢」みたいなもんか?
・・・・・で、上の問いに対する答えは、


      死にそうな熱さでした


質問がアホなら、答えもアホだ。しかし、そうとしか答えようがない。
矢島さんなら即死だ(間違いない)。蒸し暑さはない。絶対値的に「熱い」のです。


このように街を少し離れると、ひたすら広い景色が広がる。
まだLA近郊なので割と頻繁に小さな町を通るが、もっと先へ進んでいくと
やばいぐらい何もないのだろう(エンストとかしたら命にかかわるぐらい)。
といいつつ、俺は「ソルトレークシティ」まで単独ドライブを敢行する予定である。
LAからは「インターステート15号線」をドコドコと北上すればよい。
途中にはラスベガスもある。京都-札幌のS-RAMPの再現のようなものだ。つまり、


  狂気! ドコドコ ソルトレークシティ作戦
   〜 ニセ清水、ソルトレークシティでインラインスケートを滑る 〜


である(「Road to SIMIZU」の巻、参照)。またいつものバカバカしい思いつきだ。
ただ、今年はエルニーニョが発生したらしい・・・異常熱波が来ないことを祈る。


「フリーウェイ」というのはUSAで最もすばらしい「もの」の一つだと思う。
街から離れた所の広い風景もいいのだろうが、街の中のゴチャゴチャもいい。
片道6車線ぐらいのところを皆バンバン飛ばすし、バンバン車線変更してくる。
エキサイティング極まりない。まるで「リッジレーサー」である。
「FREE」というのもよい。比べて日本の高速は何故あんなに高いんだ?
まるで「車で出掛けることまかりならん!」と言わんばかりだ。
道路整備のため? なら、もっと広いアメリカはどうしてるんだ?
実は道路公団が赤字というのは嘘とちゃうんか?・・・よく、わからんところです。


END