俺様、3ヶ月を振り返る

(2002/06/29) 執筆

早いもので、もうすぐ3ヶ月である。
見てわかる通り、好き放題やっている。
そのためには「今の身分」と「この場所(LA)」は絶妙であり、
これ以上は有り得ないと思われる。


俺が渡米先として UCLA と迷っていた APL だが、
もしそっちに行ってたとしてアドバイザーになってもらってた人は
最近 NASA/GSFC に移籍してしまった。
・・・危なかった・・・路頭に迷うところであった・・・
そういう意味でもLAを選んだのは結果的に正解だったのである。


また、渡米前に133円ぐらいだったドルは今や121円ぐらいと
この3ヶ月間で10円以上も円高になっており、
給料を日本円でもらってる俺にとっては非常にいい感じである。
テロへの危惧がドル安を招いているのか? テロもいやだが、円安もいやだ。
ちなみに1ドル=150円になったら、俺はさっさと帰国するつもりだ(できる身分である)。


最初の方のコラムを見ると、超ハイテンションだったあの頃が思い出される。
最近のコラムはちょっとした余裕が見え隠れして、最初の頃の荒々しさがない。
あの下宿すら決まってなかった一週間目の緊迫感が欲しいものである。


そう・・・3ヶ月目の「慣れ」というのは要注意である。
下宿先でも、俺はただの賃借人に過ぎないのに、
あたかもそこが自分の家のような錯覚に陥ることがある。
この前も、テレビを見てる部屋の家具の配置を勝手に変えて
マリアおばさんにたしなめられたところだ

マリア 「トム・・・ここは私の家なのよ・・・」

 俺  「おっしゃる通りです。ごめんなさい。ごめんなさい。」

危うく寒空の下に放り出されるところであった。
(念のため言っとくが、大げさに書いてるので、あまり本気にせぬよう >> 親)

まあ、緊張感を失わぬためにも、さらに手を広げるべきか・・・


END