黄金の・・・

(2003/02/17) 執筆

1848年。カリフォルニア一帯はまだ辺境でした。
さて。ここに、とある農夫。川沿いを歩いている時のことでした。
彼は浅瀬にキラリ☆と光る小さな物体を発見しました。
それは、まぎれもない黄金の破片・・・・・そう!!!!


ゴールドラッシュの夜明けである


1年間に10万人もの男たちが一獲千金を夢見てカリフォルニアを目指しました。
1849年にカリフォルニアを訪れた人々は「フォーティーナイナーズ」と呼ばれました。
この名前は現在でもSan Franciscoのアメフトチームの名前として受け継がれています。
金への限りない欲望が、西部開拓の原動力となったのです。
そして、1850年にはカリフォルニアを州へと昇格させることとなったのです。


ここカリフォルニア州は、眩しい太陽とやしの木だけではありません。
その別名をゴールデンステート=黄金州といいます。
南北に貫くフリーウェイ5号の別名:ゴールデンステート・フリーウェイ。
そう。ここは黄金州。男たちの「希望」と「絶望」が集まりしところ。


       ひゃっほ〜! 金(ゴールド)だぁ〜〜!!
        掘って、掘って、堀りまくれぇ〜〜!!
          火だ!! 火をおこせぇ〜〜!!
           ゴォォォォォォォォ!!


              ・・・・・・・・・・・

          いつしか時は流れて、21世紀




      カリフォルニア財政 火の車
     知事のデービス 男泣き




ああ、かつての黄金州は今何処(いづこ)・・・・・
アメリカ50州を合わせた分の1/6、国ならフランス一国に匹敵する経済規模を
誇る巨大州カリフォルニアの財政は、現在、悪化の一途を辿っているそうです。
ただでさえ高い現行の消費税(LA郡では8.25%)も1%引き上げになるんだとさ。
一万ドルの物を買ったら、もう100ドル余計に払わなあかんくなるとさ。


ま、俺には関係ないがね・・・・・


もうすぐ任期満了を迎えるべく帰国しちゃうし。
黄金の州から黄金の国ジパングに凱旋帰国するのだ。
行き先は東の京都、「東京」。リトル東京ではないぞ・・・


本物の東京!
花の都・大東京だ!!



あ、東京でまた新しい原チャ買お・・・「エンジン派宣言」復活。


END