俺様、銃を撃つ

(2003/02/15) 執筆

フリーウェイ上での手に汗握るカーチェイス・・・・・
キキーガチャ〜ン!!・・・・・車から降りて逃走する犯人
バラバラバラバラ・・・・・上空のヘリ。
犯人を追って前後左右に動くサーチライト・・・


この前もそんなLIVE映像がニュースで流れていた。
逮捕の瞬間はなかったが、映画やテレビ番組でよく見かけるように
警察は犯人を追い詰めてもすぐには逮捕しない。
まずは遠巻きに囲む。
そして「手を頭の後ろに!」「地面に伏せろ!」などと指示を出す。
うかつに近づこうものなら、犯人の拳銃でズドンである。
逆に、犯人もちょっとでも変なマネをするとマジで撃たれる。
警察も犯人もまさに命がけ。言っちゃ悪いが日本の警察とはレベルが違う。


そう、ここは銃社会アメリカ


普段は全く気にしていないが、まぎれもなくそうなのだろう。
これまで、背中に銃を突きつけられるような場面には
遭遇してないし、遭遇したくもない・・・・でも、銃は撃っときたいぞ。



撃たれるのは御免だが
撃つのは大歓迎だ。




撃てる時に撃っとけ!・・・というわけで射撃ツアーに参加。
さて、ここはLAダウンタウン某所のガンセンター・・・・・
俺の目の前には38口径リボルバーなるものがデンと置かれている。


そういや、ルパンの愛銃はワルサーP38やったなあ。
このワルサーP38の”38”って38口径のことか?
(注*その後の調べで1938年製に由来することが判明)
でも、どっちかっていうと、今俺が持ってるのは
次元の”357マグナム”(だっけか?)に似てるぞ。


まあいい。弾だ。この38口径ってやつが想像以上に太い。
い、痛そう・・・当たったら・・・。
この実弾6発をリボルバーの部分(レンコンのとこ)に装填する。
ロシアン・ルーレットにようにカラカラと回した後、


シャキーン!!


前方にある「的」をよく狙い・・・・・・・ボン!



・・・・・WOW



銃声は「ズギューン!」というより「ボン!」に近い。まさに爆発音だ。
耳あてみたいなんをしててもウルサイ。当然、衝撃もそこそこある。


こりゃ死ぬわ・・・


あの太さの38口径がこの勢いで体を貫通したら・・・・そりゃ死ぬって。
続けてどんどん撃つ。「的」に憎き犯人を重ね合わせ、どんどん撃ち込む。
で、結局実弾50発を発射。その結果は、

  ど真ん中(10点) 11発
  9点         17発
  8点          9発
  7点          4発
  6点          3発
  以下          4発
  紙の外(はずれ)   2発

フハハハハハハハハハ。
インストラクターに「言うことない」といわれる程。


さすが俺様。天才。


これからはシティーハンターと呼んでくれ。


ボロボロになった「的」と、カラの”薬きょう”をお土産として持ち帰る。


END