サムライ・ジャック

(2003/02/11) 執筆

ケーブルテレビのTOONチャンネル。
子供アニメ(cartoon)専門チャンネルである。


最近のはよくわからんが、昔のもやってる。例えば「ポパイ」。
こちらで気付いたが、少なくとも初期のポパイは戦争と絡んでたんだな・・・。
そういや、あのパイプ・・・マッカサーそのものだ。
ポパイとマッカサー・・・どっちかがどっちかを真似したに違いない。


それから、トムとジェリー(Tom&Jerry)。
・・・懐かしい。小学生か幼稚園の頃だったか。
かしこいジェリーに結局してやられるはいつも
バカで単純なTOMの方だった。
でも、「トムとジェリー、仲良くケンカしな」・・・・・幼稚園の頃は
意味不明だったこのフレーズも、今では多少分かる気がする。


それにしても、「トムとジェリー」にしろ「ポパイ」にしろ、
昔のアメリカアニメはよく出来ている。なんで今の方がひどいんだ?
くどいけど、「シンプソンズ」などは俺に言わせればバケモノだ。
このTOONチャンネルの中にも、ひときわ異彩を放つ番組がある。

        「SAMURAI JACK」

数ある番組の中でも群を抜いて下手くそな絵である。
はるか昔、悪の権化、その名も"AKU"と戦っていたサムライ・ジャックは
勝利を目前にしてAKUの異次元パワーによって未来に飛ばされてしまった。
過去の世界に戻るため、ジャックは今日も未来世界を一人漂うのであった。


ある時は、武士の魂”刀”を未来ウサギ(?)に奪われ、
またある時は、見たこともない未来自動車を運転するはめになり、
そしてまたある時は、未来ロボット戦争に巻き込まれる・・・・・
そんなツライ出来事の数々にもサムライは決して泣き言は言わない。
己の腕っぷし一つ、斬って斬って斬りまくる!!


   また、つまらぬものを斬ってしまった・・・
        (by GOEMON ISHIKAWA)


そんなサムライ・ジャックの声が聞こえてきそうです。
でも、ちょっとわかる・・・わかるぞジャック!!


ある時は、チャリの魂”サドル”をならず者に奪われ、
またある時は、聞いたこともない英単語に頭を抱え、
そしてまたある時は、モーホーに襲われそうになる・・・・・
そんなツライ(?)出来事の数々にもオレサマは決して泣き言は言わない。
己のひらめき一線、書いて書いて書きまくる!!


   また、つまらぬものを書いてしまった・・・
        (by TOMOHIKO TAKEUCHI)


俺が死んだら、墓にこのセリフを刻んで欲しい。


END