俺様、初詣に行く

(2003/01/03) 執筆

2003年元旦

早朝6時。むくりと起き上がる。
朝からパサデナの「ローズパレード」を見に行く予定があったからだ。
(このパレードの後にアメフトの「ローズボール」が開催されるらしい)
3時間ぐらいしか寝てなくて眠かったけど、パサデナへ向かう途中の
フリーウェイ上、車の中で朝日を拝み目が覚める。


快晴の空の下、2時間程でパレードは終了。とりあえず異常に暑い。
その後、ダウンタウンへ戻り、リトル東京で降ろしてもらう。
日系コミュニティによって「お正月 in Little Tokyo」が開催されている。
太鼓演奏・もちつき大会・Lion Dance(獅子舞)などを見ることができる。
今まで当然だと思ってたけど、1月1日に祭をするのって・・・・・


        日本人ぐらいなんだな


白人はともかく、中国人ですら特別なお祝いはしないらしい。
たぶん「お年玉」なんて文化も無いんだろうなあ・・・。
ああ、何ていい響き、何ていい言葉、何ていい文化だ・・・。
なんせ「ゲ・ン・ナ・マ」やからな。ハロウィーンのお菓子や、
クリスマス・プレゼントとはわけが違う。日本人の子供は恵まれている。
しかし、アメリカの日系人の子供もお年玉もらってるんか?
袋を開けたら20ドル紙幣が5枚・・・・・あかん、あかん。
袋を開けたら小切手がペラリ・・・・・・・最悪です。
やっぱお年玉袋には万札(特に昔の聖徳太子)やろ。


ま、それはさておき、リトル東京で初詣に行った。
場所は、"HIGASHI HON-GWAN-JI(東本願寺)"
・・・・・シブすぎます、LA。しかし、ここまできたらもうなんでもありだな。
探せば、その辺に「東京タワー」でもあるんじゃないのか?
さて、院内には御丁寧にも「賽銭箱」まで用意されている。
アメリカの街に自販機が無いのと同じ理由で、賽銭箱などはアメリカでは
基本的にあり得ない。それにしても子供にはお年玉、神様には御賽銭・・・・
やっぱ日本人ってお金ばらまくの好きなんだな。
賽銭といってはなんだが、「これでも喰らえ!」とばかりに
クォーターを1枚投げ込む・・・・・ちゃり〜ん・・・・・さて、


      「一年の計は元旦にあり」


といいます。ちょうど一年前がそうでした。
いろいろ考えた結果、LA行きを決心したのがまさに一年前だったのです。
その結果はどうか?? それは「ものの見事に当たった」と言えましょう。
では、今年一年の計は???・・・・・それは・・・・・それは・・・・・


      それは秘密だ!!
            (特に無しともいう)


ちなみに、おみくじ(1ドル)を引いたら「小吉」だった。
でも、英語訳は「Pretty Good」になってた。上昇運やな・・・。


END