チャイニーズたち

(2002/10/04) 執筆

UCLAにはアジア系の人間がうようよいる。
(「人種のるつぼ」というよりハキダメという感じすらする。)
まあ、そのおかげで俺がブラブラしてても全く違和感はないし、
似たような顔を見るだけで安心感が得られるのは有難いことだ。


   ところで、日本人と中国人と韓国人ってやっぱ
   完全に見分けがつくよなぁ・・・似てるとはいえ。
   どこがどうと聞かれるとはっきり答えられんけど。


そんなアジア系の中で最も多いのはやっぱりチャイニーズである。
Russellグループにもいる。研究員Peter Chi(台湾)に加えて院生が2人もいる。
院生自体の数が少ない(5人ぐらい?実はよく把握してない)ので、
中国人率は非常に高いと言ってよい。
日本人の俺を加えたらアジア人率は40%近くに上がる。
やはりアメリカ人にも大学院はあまり人気がないのか?


とにかく、中国人がどんどん勢力を拡大しているのである。
学部を北京大学とかで修了した後、大学院からアメリカというパターン。
アメリカでPh.D.を取得すれば、母国での生活は保障されたようなもの・・・
「故郷に錦を飾る」とはまさにこのことである。
ただ、いざPh.D.を取った後も Peter のようにそのまま残る場合も多いようだ。
アメリカに中国人の Professor が何人もいるのは御承知の通りである。


中国人院生の一人は、アメリカに来てもう5年目と言ってたから
日本の学年でいうとD3にあたるが、実はもう30歳を越えている。
(中国では兵役につかなあかんから?)
結婚もしている。どうやって生活しているのかと思ってたら
実は、アメリカの院生はボスから給料をもらっているのである。
なんといい制度ではないか。
ただ、金をもらってるからには、遊んでばかりだと「追放」されるだろうが・・・。
また、額もそんなにではないだろうから、特に結婚してたらやはり大変だろうと
思って聞いてみると、一つの部屋に他の中国人学生たちと共同で住んだり、
外食せずにひたすら自炊したりして頑張っているのである。


        中国人強し!!


「チャイナタウン」はアメリカ中にあるし、そのパワーは止まるところを知らない。
昨年、Prof.Araki(殿)と中国巡業に行ったとき、殿は汽車の中で
中国の歴史とか政治とかについていろいろ御教授下さったあと、
あの渋い声でこうおっしゃった・・・・


 「これからは中国なんですよ」


少し前に旅行してきた伊丹のオカンも、そのメールの中で
「日本は、そのうち何もかも中国に追い越されると、強く感じました」
と切々と語っていた。ああ、これからは中国か・・・
これからは男たるもの、中国語の一つでも話せなあかんのかのぉ。


かんたん 中国語講座

こんにちわ  迩好(迩はホンマは人偏)  ニーハオ
ありがとう   謝謝  シェーシェー
さようなら   再見  ザイチェン
わたし     我    ワー
ともだち    朋友  パンヤオ
Be 動詞    是   スー
「私は日本人です」  我是日本人  ワー スー リーベンレン


そういや、昔「パンヤオ」ってあったな(チューヤンのやつ)。
これだけ知っていれば中国にも行けるさ。


END