すもう

(2002/08/25) 執筆

本日(日曜)、UCLAの体育館で「US SUMO OPEN」なるものが開催された。
さっき終わったばっかりだが、忘れんうちに報告として簡単に書いておく。

アメリカ初の「すもう部」が誕生したのが、ここUCLAらしい。
そんなUCLA相撲部の学生、LAPD(ロス市警)のお巡りさん、
アメフトをやってる人などのUSA組に加えて、モンゴルやポーランドなど
各国の大会で優勝した人たちが参加者として顔を連ねている。

この「US SUMO OPEN」がどこまで公式なものかは知らん。
ちょっとした相撲まつりみたいなものか?

クラスもライト級・ミドル級・ヘビー級に分類されて
トーナメント方式で金・銀・銅を決める。

「まわし」の装着は義務だが、その下に短パンというかタイツみたいなんを
はいてもよいことになっている。ほとんどの人は半ケツを嫌ってか、
「生派」ではなく「ゴム派」、いや失礼「タイツ派」である。

土俵(Ring)はダンス・ダンス・レボリューションの家庭用マット
みたいなマットがしかれる。土はない。

塩まきはない。

いっちょまえに「物言い」がつくこともある。英語では dispute という。

「ひが〜〜〜し〜〜、に〜〜〜し〜〜」とかダラダラしたものはない。
MCが一人いて、そいつがこの祭の全てを回していく。

  MC 「よ〜し、ついに準決勝だぜぇ!
      おめえらぁ!準備はいいか!?」
  観客 「イヤ〜イ! (yeah + イエ〜イ)」
  MC 「青の短パンのアンディ、黒のマーク・・・
      さあ、どっちを応援するんだ??」
  観客1 「アンディー!!」
  観客2 「マーク!!」
  観客3 「ユー エス エー!」
  観客4 「ひゃっほ〜!(←アホ)」

などと、あくまでノリはアメリカ的である。

国際相撲連盟みたいな団体は、「SUMO」をオリンピック競技に
するべく頑張っているらしい。

こういう、アマの試合を見ると、「大相撲」のすごさが逆にわかる。
昔、先輩と両国まで見に行ったことがあるのだ。
それが初の大相撲生観戦だったが、非常に感動した覚えがある。
また行きたくなってきた。

会場で「KONISHIKI」グッズが売られていた。
驚愕の事実・・・KONISHIKIはCDを出していた。

関係ないけど、もっと驚愕の事実・・・
一昔前、関西を中心に一瞬ブレークした「ぜんじろう」・・・
消えたなぁ・・・と思ってたら、現在、国際派エンターテイナー(自称)
としてLAを拠点にして活動している(らしい)


END