俺様、YOSHINOYAに涙する

(2002/05/17) 執筆

バスからいつも眺めてた ・・・
何もできずに通り過ぎる俺 ・・・
ああ、その麗しきオレンジの看板 ・・・
その名も ・・・


YO・SHI・NO・YA


またせたな! ついに来たで!
店に入る。座ってお茶が出てくるわけではない。マクド形式で窓口で注文をする。

 [メニュー]
 beef bowl (牛丼)
 beef bowl with vegetable (牛野菜丼)
 chicken bowl (てりやきチキン丼)
 shrimp bowl (エビ天丼)
 その他、各種コンボ

なんじゃこりゃあ!? 
「牛丼ひとすじ」が聞いてあきれるわ!!
・・・ ま、まあいい、予想はついてた。
ここは「吉野家」にあらず・・・ジャパニーズ・ファーストフード「YOSHINOYA」である。


俺 「(緊張気味に) ラ、ラージ ビーフボール、プリーズ」


そして、でてきたのは・・・直方体の箱・・・
立方体ではない。1:2ぐらいで太長い(細長いの太いやつ)容器に
これでもかというほど具が盛ってある。
・・・涙である(そやそや、このデカさをまっとったんや・・・)。
味はもしかしたら普通だったのかもしれない。が、俺にとっては久しぶりの味・・・


「こんなうまいものがこの世にあるかね」


「美味しんぼ」の「からしレンコン」の巻のセリフである。
牛丼はともかく、「紅ショウガ」だ。世界一のうまさである。
これみよがしに大量の紅ショウガを乗せるジャパニーズの俺。
案の定、それを見ていた外人がマネをする・・・きっと、ひどく後悔しただろう。


また行こう。「頼む、つぶれないでくれ」と心から願う。


END