U.V.L.A.

(2002/04/17) 執筆

そういえば、こちらにきてまだ雨が一回も降ってない
ま、便秘じゃあるまいし、ええか ・・・
水源は大丈夫なんか? と、ふと不安になっただけだ。
L.A.の代わりに「まだ、太陽を一回も見てない」という地域がどっかにあるんやろ。

朝晩は大抵くもりで結構すずしい、というか寒い
昼間は肌寒い時もある ・・・ が、いつも眩しい。
ビーチ沿い、老いも若きも男も女もみんなグラサンをつけとる。
そういう俺も JJJ で走った時は、日本で使ってたグラサンを着用。
赤は俺だけ、他は全員黒である。

赤で思い出したが、ベトナムで買った国旗Tシャツ(赤に黄色星)を着たらどんな反応やろ?
殺されそうなのでやめとく。

それはいいとして、とにかくサイクリングから帰ってきてふと鏡を見ると ・・・

あ、赤い ・・・

ビールを飲んだ斉藤さんみたいになってる。
そうか、グラサンのせいだ。グラサンをとる ・・・

パ、パンダ ?

うお〜やってもうた〜。
足にはビーサンのV字がくっきり。まるで夏の学校の帰りみたいである。
その日は眩しいだけで、気温は肌寒いぐらいだったのだが ・・・
カリフォルニアのUV、おそるべし! ・・・ である。


新聞 (Los Angeles Times) の天気のコーナーを見てみる。
面白いことに、こちらには「降水確率」という情報がない。
やつらの頭に「雨」など存在しないのだ。
そのかわりに「UV指数」みたいなんがのってる。
「Minutes to burn for sensitive people」という説明があり、
ロサンゼルス 10分
サンフランシスコ 12分
とか書いてある。
フェニックスにいたっては8分である。
こいつらはまるで、ローストビーフでも作る感覚である。

「そんな大げさな」と思ってたが、どうやらまるっきりのウソではないようだ。
気付いた時にはもう手遅れであった。


ちなみに、昔、何かで読んだことやけど、
「日焼け止めクリームだけでは日焼け防止にならない」
・・・ らしい。どういうことかと言うと、眼の中にUVが入ってくると、
脳が「UVが来たから防御しろ」という命令を出すらしく勝手にメラニン色素が増える。
だから、「クリーム」+「グラサン」をしないと100%ではない ・・・ という話。
そして「グラサン」だけという俺みたいなんが、一番愚かである(because パンダ)。


今日の結論、
「UVを気温で判断したらあかん」
・・・ こんなん、あたりまえか?

END