a0poster
- 概要
DIN A0プリンターで印刷するためのa0 サイズのポスターをTeX と dvips を用いて作る
パッケージ。12 ポイントから 107 ポイントまでのフォントが使え、数式も適切な大き
さで組版してくれる。\textwidth などのページレイアウトパラメータも設定されている
。しかし、図や文字の位置については、自分で考えなければならない。
- 必要なもの
- LaTeX2e <1995/06/01>以降
- dvips
- DIN A0プリンターか、大きなPSファイルを適当に分割してくれるユーティリティ(?)
- インストール
a0poster.clsとa0size.sty を、 LaTeX が input file を読み込む
ディレクトリに置く(たいていの場合、特にこのことを考える必要はないでしょう)。
- 使い方
\documentclass[]{a0poster} として a0poster.cls を読み込ませる。
クラスオプション
- landsape 用紙を横長に使う(デフォルト)。
- portrait landscapeとは対照に、用紙を縦長に使う。
- a0b A0より少し大きい用紙サイズを指定。(デフォルト)
(HP Designjet 650C の幅をいっぱいに使うそうです)。
- a0 A0サイズを指定。
- a1 A1サイズを指定。
- a2 A2サイズを指定。
- a3 A3サイズを指定。
- draft ポストスクリプトで得られる出力をA4サイズにする。
- final ポストスクリプトで得られる出力を指定されたサイズにする。(デフォルト)
- コマンド
article クラスのすべてのコマンドが利用可能。ただし、ページレイアウトパラメータ
などは、適宜修正されている。
指定できるフォントとそのサイズは次の通り。
- \tiny 12ポイント
- \scriptsize 14.4ポイント
- \footnotesize 17.28ポイント
- \small 20.74ポイント
- \normalsize 24.88ポイント
- \large 29.86ポイント
- \Large 35.83ポイント
- \LARGE 43ポイント
- \huge 51.6ポイント
- \Huge 61.92ポイント
- \veryHuge 74.3ポイント
- \VeryHuge 89.16ポイント
- \VERYHuge 107ポイント
- 不明な点
日本語のフォントも12 ポイントから 107 ポイントまでサポートしているのだろうか。
無理かな。