TeX環境の改善など




ゴシック体をTrueTypeフォントのものに置き換える.

Plamo 1.4.4の xdvi や ghostview で表示されるゴシック体のフォント(和田研ゴシック?)が 今ひとつ好かなかったので別のゴシックに置き換える.
  1. /usr/share/fonts/TrueType というディレクトリに, TrueType フォントの ttc ファイルをコピー.
  2. /usr/share/fonts/TrueType で
         % ttindex foo.ttc
    
    を実行し,*.tti ファイルをつくる.
  3. vfontcap を修正.だいたい以下のような感じ.
    goth|goth5||goth6|goth7|goth8|goth9|goth10|goth12|goth17|Gothic Font:\
    	:fc=foo-gothic:
    #	:fc=wadalab-gothic:
    tgoth|tgoth5||tgoth6|tgoth7|tgoth8|tgoth9|tgoth10|tgoth12|tgoth17|Gothic Font:\
    	:fc=foo-gothic:
    #	:fc=wadalab-gothic:
    
    (中略)
    foo-gothic|foo gothic:\
    	:ft=truetype:\
    	:ff=/usr/share/fonts/TrueType/foogothic:
    
フォントがちゃんと使えるようになったかどうかは,
% ktest -f フォント名
でわかる.

AMS fontを入れる

ここが 参考になる.


dvipsを入れる

ここ, あるいは ここを参考にした.もともと dvi2ps が入っているので,フォントとかを新たに 入れる必要はなかった.
  1. インストール.
    % tar zxvf dvipsk-5.78a.tar.gz
    % tar zxvf dvipsk-jpatch-p1.4.tar.gz
    % mv dvipsk.patch dvipsk-5.78a/
    % cd dvipsk-5.78a/
    % patch -p0 < dvipsk.patch
    % ./configure
    % make
    % make install
    
  2. /usr/local/share/texmf/dvips/base/psfonts.map の最後に
    rml     Ryumin-Light-H
    gbm     GothicBBB-Medium-H
    rmlv    Ryumin-Light-V
    gbmv    GothicBBB-Medium-V
    
    と書き加える.
  3. 日本語用の .vf ファイルが,kpathsearch のサーチパスに入って いなかったっぽいので,/usr/local/share/texmf/web2c/texmf.cnf を修正.
    VFFONTS = .:$TEXMF/fonts//vf//:$TEXMF/fonts//vf-a2bk//
    %VFFONTS = .:$TEXMF/fonts//vf//
    

フォントの追加

TeXでさらに別のフォントを使えるようにする. ここ ここを参考にした. でも,今のところ平仮名は使えているのだが,ghostviewとかで見ても 漢字がうまく表示されない.

スタイルファイルの追加

必要なスタイルファイルを他のスタイルファイルとかが置いてあるディレクトリに に置いて
% mktexlsr
すれば終わり.TeXがスタイルファイルを探しに行くディレクトリは, 一応 texmf/web2c/texmf.cnf で指定されているようだが, 結局,他のいろんなスタイルファイルが置いてあるディレクトリに一緒に 置けば問題ないと思う.
スタイルファイルをTeXが探せるかどうかは,
% kpsewhich スタイルファイル名
でわかる.


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