青年の家からの下りは結構きつかったらしく、走り出していつの間にか50km/sまで速度が上がっている。最初のコンビニで宅急便が使えることを確認して、あらかじめ分けておいた重い荷物(ノートPCやビジネスホテルガイド等)の配達をお願いする。
外に出ると、ちょうどOがコンビニを快調に通り過ぎて、また、私が出発すると、みんなを乗せたバスが後ろから追いかけてくる。バスに抜かされまいとペダルを一生懸命回していたら、いつの間にかバスがずっと後ろの方に下がっていた。そのまま御殿場駅までの下り坂を爆走する。ものの15分ちょっとで三島に向かう県道の交差点についてしまった。私はそこで立ち止まり、すぐあとにやってくるバスを見届けて県道を南下。
三島までの道も、沼津と三島の分かれ目までは車も少なく、下り勾配もそこそこきつくて十分にスピードを出せた。南御殿場駅の手前で一度電車に抜かれても、電車が駅に止まっている間にこちらが電車を抜き返してしまう。南御殿場駅の後でしばらくして道路から電車が見えなくなってしまったが、気がつかない間に電車が先に進んでしまったのであろう。
ところが、国道246号と一度合流した後にある、裾野市内の沼津と三島の分かれ道の後(今までの県道394号から県道21号に入った後)は車が多くて少々気を遣った。だが、ここもやはり下り坂なので、スピードは基本的に25km/s以上を維持できている。でも、もう三島まではあと5km。こういうところで路側帯が十分広かったらもっと楽なのになあ、と思って走っているといつの間にか三島駅の近くまで来てしまった。新幹線乗り場に近い北口に自転車を止める。
三島駅で自転車を分解して輪行バッグにいれ、駅舎に入る。切符を買って、改札をくぐろうとしたときに荷物が邪魔でうまく通れない。そのままもたもたしていたら、いつの間にか切符が改札の中に戻されてしまったので、駅員を呼んで切符を取ってもらう。今後の輪行のためにも、荷物の持ち方をちゃんと考えなければいけない。
ホームに出ると、電車で来たはずの後輩たちにばったりと会った。ひょっとして同じ新幹線になるのかと思っていたら、まさか本当にそうなってしまうとは。
我々はこだまに乗ってのんびりと帰京。車内では、コンパクトな荷物の持ち方を考え、眠そうな後輩をからかい、たまに論文を読みながら時間をすごす。やがて京都駅について、駅からは自転車をバッグに入れたままバスに乗って帰宅。家に着いたのは18:30頃であった。
こうして、7日間に及ぶ私の夏の学校は無事終了。来年はきっと走り甲斐のある場所になるであろうから、十分に研究を進め、お金もためて(片道)10泊以上かけて行きたいな。
ちなみに、今日の走行記録は、
距離 27.74km
実走行時間 0:57:20
平均速度 29.0km/h
最高速度 54.4km/h
平均30km/hいかなかったか、、、
ちなみに、通算距離は、515.34kmとなった。結局500km走ってしまったようだ。