<キーボードフル活用、あるいはマウスからの逃避>


パソコンと会話をするには、主にキーボードとマウスを使う必要があります。
昔はマウスなんてものがない時代もあったらしいですが、だからそんなもんいらんわ、とまでは言わないものの、キーボードのみで色々な操作が出来ると何かと便利です。
特に、このページを見ている面倒くさがりなそこのあなたにはぴったり(む。

・・・と、いうわけで。キーボードで出来る、主にWindows上での小ネタをいくつか。
思い付くままにつらつらUPしていきます。

注:Ctrl, Alt, Shift, Esc, Home, End, Delete,Tabなどは・・・キーボードをぢっと眺めて下さい。
F1,F4などは・・・やはり、穴があくほど眺めてください。きっと、見つかるはず。多分。




一般編   ファンクションキー編   その他編   もうダメ・・・編          こっそり番外編



一般編


「Ctrl+Alt+Delete」:
Windowsにおいて、頻繁に使用され、重要度も高いコマンド。
9x系では、怒りと半ばの諦めを伴って使われるのに対し、2000( XPも同じかと。使ってないので分からないです^^;)系ではタスクマネージャとして、アヤシげなソフトが動いてないかをチェックするのに(人によっては)使われがちである。
現在動いているプログラムの終了、止まってしまったプログラムの強制終了、OSリブートなどが出来る。
余談だが、PCの電源を入れた際にまず立ち上がるBIOS画面(真っ黒なバックにメモリ量がいくつとか、HDDの銘柄だとかが表示される、あれ)においても、リブートは大体有効である(と思われる)。
なお、ちょうどこのページを作成しているその最中に某先輩から教えて頂いたのだが、Ctrl+Shift+EscによってWin2000上のタスクマネージャが一発起動できるそうである。実際やってみると、なかなかいいかも。へぇ〜へぇ〜へぇ〜・・・。


「Alt+Tab」:
現在アクティブになっているウィンドウの切り替えに使われる。何かのソフトが突然全画面表示になって焦った時に、使ってみると幸せになれることもある。


「Home, End」:
エディタなどにおいては(現在カーソルがある行の)行頭・行末への移動ができる。Explorerなどにおいては最初にあるファイル、最後にあるファイルへの移動ができる。
また、ブラウザ(種類に依るだろうが)ではページの一番上、下に移動できる。PgUp、PgDnなどと組み合わせて使うと、大胆かつ柔軟な、聖域なきブラウジングが可能になると(世界のどこかでは)言われている。


「Shift+Home, Shift+End」:
主にエディタなどで文字を選択(してカットorコピー & ペーストなど)する時に便利なコマンド。
+Homeなら、カーソルのある位置から行頭までが選択され、+Endなら、行末までが選択される。
なお、エディタの種類によって異なる可能性はあるが、大体の場合Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Xなどで切り取り、Ctrl+Vでペースト、と設定されていることが多い。
ちなみに、自分の使っているエディタ”秀丸エディタ”では、このキーコマンドの割り当てが自由に出来て、重宝している。


「Ctrl+Esc」:
いわゆるWindowsボタンの機能を実行するコマンド。デフォルトで画面左下隅にあるスタートボタンが展開される。
余談だが、このスタートボタンと同じ列にある(タスク)バーを右Click→プロパティ(R)→詳細→スタートメニューの設定 のボックスで、”コントロールパネルを展開する”にチェックを入れておくと、さらに便利かもしれない。


「Alt+→、Alt+←」:
Explorer系で、履歴を辿るコマンド。Alt+→で”進む”、Alt+←で”戻る”となる。
フォルダ移動でも使えるし、ブラウジングの際にも使える(場合がある)。




Functionキー編


「F1」:
Windows上においては、大体ヘルプが開く。その他のソフトでも、そうなっていることがある。

「F2」:
ファイル名の編集などに使うコマンド。何かフォルダを開き、ファイルを選択してF2を押すと、ファイル名の編集ができる。その他、同様の一般的な編集にも使える便利なキー。

「F5」:
主に(Internet含む)ExploreやWindows全般における、”情報の更新”コマンド。
新しくフォルダを作ったりファイルを(Explorer上で)コピーした時に、配置が汚い・変更が反映されないなどの場合に有効である。
また、htmlをローカルで作成している時など、先程のAlt+Tabに加えてブラウザでこのF5を押しつつページの内容を確認しながらスムーズな作業が出来る。

「F4」:
Internet Explorer、あるいは通常の(何らかのフォルダを開いた状態の)Explorerにおいて、アドレスバーに一発移動できる。一般のアプリケーションの、例えば保存やファイルを開くファイルブラウザの画面でも使えることがある。
下に紹介しているように、Tabキーを使って一つずつ移動しても、同じ事はできる。

「F3」:
DOS上で、プログラムの終了はこのコマンドを使うことが多い気がする。これは、あまりWindowsでは使わないかも知れない。





その他編


「Tab」, 「Space」:
番外編であるが、知っておくとちょっと便利、なキー操作。
例えば何かの設定ダイアログボックスなどで、Tabを押すことで各項目の移動ができ、(そのボックスが選択された状態で)スペースキーを押すとチェックボックスのON/OFFが切り替えられる。
自分の良く使う例だと、Ctrl+EscでWindowsボタンを展開し、設定(S)→コントロールパネル→システム(上述のコンパネ展開設定済み)→詳細→Tab(xn回)→環境変数→・・・などとすることで、キーボード操作だけでいわゆる”パスを通す”作業ができる。
その他、Windowsのサービス機能の設定(コンパネ→管理ツール→)など、結構色々な設定変更が(慣れると)速やかに行えるようになる。





もうダメ・・・編


「電源長押し」:
時として頑固なまでに反応をしなくなったPCに対し、神の鉄槌を下す・・もとい、人間の尊厳を守るための最終手段。
聞いた話では、5秒ほど長押しすることでBIOSに直接働きかけて電源を落とすそうです。
この最終手段をもってしてもあなたのPCが頑なに反応を拒否する場合は(実際体験したことがあります^^;)、エネルギー源を断ってやりましょう。すなわち、電源ケーブルを引っこ抜いて下さい。
なお、これらの最終手段+αを用いる際は、HDDにアクセスしていない(インジケータランプは明滅していない、等)事をお確かめの上、どうぞ自己責任において粛々と実行なさいますよう・・・。

(なんとなく経験的に、”HDDにアクセスしっぱなしでフリーズ”という事態にはめったに出会わないので、多分大丈夫だとは思いますが、念のため。
ちなみに自分は、CD-RWドライブで焼いている途中のCDが狂ったように回り続けて、焦った経験があります^^;)





マウスなんかなくても、(Windowsなら)なんとかなるヨ。
と言える迄になれば、それなりの充実感を持つことができるかも、知れません。
錯覚かも、知れませんが。















こっそり番外編

・・・なんて事も書いてたりしましたが。
その後は一転してマウスの価値を再認識したりしてます。はい。
きっかけはブラウザで使っている
Sleipnir。このブラウザで覚えたマウスジェスチャー機能が、Windows上一般で使えたらなぁ・・・と考えていたところ、マウ筋なるソフトを発見。
これが非常に便利です。マウスのみでフォルダの戻る・上へ・閉じる・更新などの操作ができる。
右クリックしながらくぃくぃっと動かして操作していると、もはやこれなしでは居ても立っても前後塞がれあいゃ進退窮まれり、といった具合です。
よく分かりませんが、お気を付け下さいませ。がっちり心を掴まれてしまうかもしれない可能性がなきにしもあらずです。


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